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機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアとは

胃が痛い、胃もたれ、胃の膨満感などの症状があっても、胃カメラ検査などで原因がはっきりとしない場合も少なくありません。
このように胃の症状があるのにもかかわらず、異常がみつからない病気を機能性ディスペプシアといいます。
あまり聞き馴染みのない名前かもしれませんが、胃痛のために病院を受診した人のうちの約半数に機能性ディスペプシアが見つかるとも言われており、ありふれた病気です。

原因

機能性ディスペプシアの原因には下記のように様々な要因があるといわれております。

  • 胃・十二指腸の運動異常
  • 内蔵の知覚過敏
  • ストレスや不安
  • 幼少期のトラウマ
  • 遺伝的な要因
  • 感染性胃腸炎の発症後
  • 運動・睡眠・食習慣などのライフスタイル
  • 胃の形状

これらの要因が1つ、またはいくつか重なりあって症状が起こると考えられています。

治療

機能性ディスペプシアの治療には生活指導と薬物療法が有効です。

生活指導

機能性ディスペプシアの患者様は睡眠不足であったり、食事の時間が不規則、高カロリーの脂肪食の摂取量が多い、野菜不足など生活習慣が乱れていることが多いです。
まずは生活習慣を見直すことが大切です。
具体的な方法としては、満腹まで食べずに少量ずつ複数回に分ける、高脂肪食を避ける、睡眠を十分にとるなどが重要です。
またタバコ吸っている人は禁煙により改善することがあります。

薬物療法

胃薬や消化管運動機能改善薬、漢方薬が有効です。
うつ病の方は抗うつ薬や抗不安薬が適応となる場合があります。

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