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ピロリ菌

ピロリ菌感染症とは

ピロリ菌は胃粘膜の中に感染する細菌です。
ピロリ菌が胃粘膜に感染すると慢性胃炎を引き起こします。
これにより胃がん、萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの様々な疾患を引き起こします。

また胃がんの原因のほとんどはピロリ菌感染症の影響と言われております。このような様々な悪い特徴を持つピロリ菌ですが、きちんと除菌療法を行えば、80〜90%近い確率で除去することが可能です。
除菌をすることで胃がんの発生率を30〜40%程度減らせると言われております。

ピロリ菌に感染すると、その悪影響は生涯にわたり持続するケースが多いので、胃に関するさまざまな病気を未然に防ぐためにも、40歳を過ぎたら症状の有無に関わらずピロリ菌の検査、内視鏡検査を受けるようにしてください。

※胃カメラなしでは保険診療でのピロリ菌検査および治療はできないのでご注意ください。

ピロリ菌感染症により引き起こされる主な疾患

  • 胃がん
  • 萎縮性胃炎
  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  • 胃MALTリンパ腫
  • 胃過形成性ポリープ
  • 機能性ディスペプシア
  • 逆流性食道炎

ピロリ菌感染症の原因

ピロリ菌に感染するのは主に免疫力が未熟な5歳未満の乳幼児期です。
感染経路としては、経口感染(感染している親からの離乳食の口移しや大人と同じ箸を共有しての食事など)が多いと言われておりますが、感染経路がはっきりしない場合もあります。
以前は井戸水などの不衛生な水からの感染が多かったのですが、下水道の普及など生活環境が大きく変貌してからは感染者は減少傾向です。
子どもへの感染を防ぐために、小さい子どもがいる方や今後子どもを産む予定の方は一度検査してみるのをお勧めします。

ピロリ菌感染症の検査

いくつか検査方法がありますが、当院では血清抗体法、便中抗原法を行っております。
*胃カメラを行わずにピロリ菌の検査を行う際は自費診療となります。

血清抗体法

ピロリ菌が感染していると、体は菌に抵抗するため抗体をつくります。血液検査で抗体の有無を調べることで、ピロリ菌に感染しているかどうかを判定する方法です。

便中抗原法

ピロリ菌は胃の粘膜に感染する菌ですが、菌の一部は落下して便に混ざります。便の中にピロリ菌が存在するかどうかを確認することで、感染の有無を判定する方法です。

ピロリ菌感染症の治療法

各種検査でピロリ菌陽性と判定された場合、ピロリ菌の除菌治療を行います。
除菌治療は胃薬と2種類の抗生物質、合計3種類の薬を約1週間、毎日朝と夕の2回内服していただきます。
きちんと内服を行えば、80~90%近い確率でピロリ菌を除菌することができます。
除菌できなかった場合、抗生物質の種類を変更して再度除菌治療(二次除菌)を行います。
二次除菌でも除菌できなかった場合、三次除菌を行うことができますが、三次除菌以降は自費診療になりますのでご注意ください。

ピロリ菌を除去できた=胃がんにならないというわけではありません。除菌により胃がんの発生率を下げることはできますが、未感染の方に比べると胃がんは発生しやすいため、毎年の胃カメラを行うことが重要です。

除菌判定

きちんとピロリ菌が除菌ができたかどうかを確かめる必要があります。除菌判定は除菌治療終了後4週以降に行わせていただきます。当院では便中抗原法により除菌判定を行います。(血清抗体法は除菌治療後6ヶ月以降経過しないと正しく除菌判定ができないため除菌判定には推奨されません。)

検査の費用

便中抗原法
3割負担 1,000円前後
1割負担 300円前後
10割負担 3,000円前後
血清抗体法
3割負担 1,000円前後
1割負担 300円前後
10割負担 3,000円前後
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